asa飛行機、陸マイラーの旅

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注文住宅を購入!

去年から土地を探し始め、ようやく昨日住宅の引き渡しとなりました

 

ここまで来るのに、実にいろいろなことがありました。

 

 

私たちのこれまでの道のりはざっくりこんな感じです。

 

20155月 SUUMOカウンターで、住宅購入無料セミナーに参加

20156月 土地探しと住宅メーカー選定を同時に始める

20159月 よさそうな土地を見つけ、建物の間取りまで検討するが、墓地の横だったので見送る

201510月 新たな土地(建築条件付き)を見つけ建物の間取り検討を行う

201511月 土地の契約

20162月 土地の購入

20163月 建物の契約、地鎮祭

20164月 地盤改良、基礎工事

20165月 建物の上棟

20168月 建物完成、施主検査

20169月 施主検査後手直しして引き渡し

 

 

SUUMOカウンターで、住宅購入無料セミナーに参加

 

 

誰もがそうだと思いますが、住宅を初めて購入するときは何もわかりません。

私なんて、建物の延べ床面積が1階の面積だと思っていたくらいです。

全ての階の合計の床面積ですね。

 

そこで、SUUMOのサイトにあった無料セミナーに参加してみました。

無料セミナーといっても、ほとんどの地域がマンツーマンみたいです。

そこに行ったおかげで、本当に良かったです!

この日から始まったといっても過言ではありません。

 

・住宅購入までのスケジュール、まず何をすれば良いか。

・収入&貯金&援助による借入可能なMAX金額と、一般的な借入金の算出

・大手住宅メーカーと工務店の違い

・希望による住宅メーカーの選定、住宅メーカーの特徴

・住宅メーカーの訪問予約

 

以上のことを教えていただきました。

結果的には、SUUMOカウンターで紹介いただいた5社の住宅メーカー以外の会社になってしまいましたが、

すごく対応が良かったです。

 

 

土地探しと住宅メーカーの選定

 

 

土地探しは、実際に車で走って土地を探したり

地元の不動産会社3社に回りましたが全くありませんね。

私の住んでいる市は住民が増えているらしく、良い土地はすぐに売れてしまうようです。

来年新しい小学校が増える地域がありますし、少子化の時代に珍しいですね。

 

住宅メーカーは、SUUMOカウンターの紹介も含めると10社以上回りました。

特典の商品券狙いの場合も多々ありましたが、住宅メーカーそれぞれの個性や売りがあって

「ここの住宅メーカーは嫌だ」「ここの住宅メーカーはいいかも」と明確になり

自分達の作りたい家のイメージが少しずつ明確になっていきました。

 

良さそうな土地を見つけるが・・・

 

 

気に入った住宅メーカーSOに土地を探してもらい、良さそうな土地を見つけました。

新しく造成された土地で約25区画ありました。

丘を崩して造成した土地で、静かですが近くにコンビニ・スーパー・郵便局・飲食店があります。

そこの住宅メーカーSOに間取りまで作ってもらいましたが、一点引っかかる事が。

土地の隣が墓地なんです。

造成された際に点在していた墓を集約したようで、コンクリートで舗装されてかなりきれいな墓地です。

土地と墓地の間は、高さ150cmくらいのフェンスがあるので、もろに見えるわけではないです。

最初は、全く気にしていなかったのですが、

いろんな人に話すうちに、みんな口を揃えて

「私だったら嫌だ」

と言われ、だんだん私自身も気になり始めてしまいました。

何か事故や怪我があったら、墓地のせいにしてしまうかもしれない。

火の玉や幽霊を見るかもしれない。

万が一、土地や建物を売ることになったとき、墓地の隣だとかなり安くしないと売れないかも。

 

あまりに迷い続けていたので、業を煮やした住宅メーカーSO

「例えば、2週間後とかに期限を切って、その時にこの土地に決めるかまだ迷っているなら一旦やめて別の土地を探す事にしたらどうですか?

 墓地の隣だから、急いで決めなくてもしばらくは売れないと思います。」

と言われたので、そうすることにしました。

結局、2週間後もまだ迷っていたので、一旦その土地はやめることにしました。

 

 

新たな土地(建築条件付き)を見つける

 

地元のフリーペーパー(新聞)に載っていた土地が立地も良く安かったのでそこをすぐに押えました。

常に土地を探していると、値段の相場が分かってくるものです。

いろんな人の住宅ブログを見ていると、

 土地は一点ものだから妥協せずじっくり探すが、「コレは!」という土地が見つかったらすぐに購入する。

とあった通り、すぐに記載のある不動産会社に連絡し押えてもらいました。

土地を押えている期間、いろんな人から購入したいと連絡があったようです。

その土地は、30年以上空き地でその前までは田んぼだったそうです。

この近辺は田んぼが多く、造成されたほとんどの土地は田んぼを造成しています。

それに比べて、一旦空き地の期間があるという事は、

少しだけ安心材料になるとも思いました。

 

 

土地の契約

 

 

建築条件付きの土地とは、その土地で建てる住宅メーカーが決まっている土地です。

まさにその土地だったのです。

ですから、土地の契約と同時に住宅メーカーとの契約も決まったも同然です。

この土地は、住宅メーカーSIでした。

地元の住宅メーカーのようですが、完成見学会に行き話をし

そんなに悪い会社とは思わなかったですし

なによりこの土地が良かったのです。

そして、土地の契約の前には確認することが盛りだくさんでした。

 

・住宅メーカーの施工方法について

・住宅メーカーの標準施工、標準設備の確認

・住宅メーカーのオプション内容の洗い出し

 

施工については、この頃はぶっちゃけよくわかりません。

素人がネットで数日調べたところでたかが知れています。

今はかなり詳しくなりました。自分で家を建てると全然違いますね。

1年前は、

 庇←これなんて読むの?

 巾木ってなに?

 軒天や破風ってなに?

 ニッチってなに?

 ベランダの下に部屋があるけど何か?

という感じでした。ちなみに、

 庇←ひさし サッシの上に、雨除けや日差し除けとして付けるもの、出幅が選べる

 巾木←はばき 床と壁紙の間にある、1cm飛び出てるやつ

 軒天←のきてん 軒の下側の面

 破風←はふ 軒の外側の面

 ニッチ 壁の一部に設ける棚

 ベランダの下に部屋があると、雨漏りのリスクがかなり上がる

 

土地の契約前に一番大変だったのは、オプションの洗い出しです。

オプションなしで建てる人は、あまり居ないと思います。

その頃わかるオプション(追加料金)をすべて提示して、住宅の見積書を作ってもらいました。

見積書に全て含めることが出来ますし、値段交渉もしやすいと思います。

見積書に含めることが出来たオプションと後で追加したため追加料金がかかったオプションをざっと紹介します。

 

見積書に含めたオプション

 地盤改良

 玄関引き戸

 サッシに庇を付ける

 外立水を1か所追加

 2階の床材を無垢板に

 トイレに棚板を付ける

 ニッチを2か所追加

 壁の一部を板張りに

 エコカラット

 脱衣所の天井を檜(ひのき)

 和室を真壁に

 洗面所にドレッサー用のカウンター設置

 システムキッチンの設備追加&色のアップグレード

 システムキッチンにカウンターと小物収納

 IHコンロの前に耐熱ガラスを設置

 システムバスの設備追加

 洗面台の設備追加

 カーポート

 照明器具&設置

 カーテン&設置

 

見積書に含められなかったオプション

 BSアンテナの追加

 玄関タイルの変更

 

だいぶ細かくなってすみません。

かなりの量を見積書に盛り込むことが出来ましたので、

見積書での追加料金もかなり少なく済みました。

 

玄関タイルは、名古屋モザイクを使用しました。

おしゃれで種類豊富なのでかなりオススメです。

 

 

貯金と親からの援助を使って、土地代を支払いました!

これで今後、土地の固定資産税が発生します。

土地の所有権移転登記は、節約のため自分で行いました。

めっちゃ簡単でした。

郵送で申請したため、会社を休む必要もありませんでした。

土地の登記のやり方は、こちらの記事にあります。

 

建物の請負契約、地鎮祭

 

 

設計士と10回以上の打合せを経て、ついに建物の契約です。

建物の契約後に変更を行うと、変更内容が漏れるので

建物の契約前にしっかり確定しておく必要があると後で感じました。。。

 

我が家では、契約後の変更がほとんど反映されていませんでした。

全て変更前の内容だったので、毎週現地にチェックしに行きその都度修正してもらいました。

原因は、設計士と決めた内容がうまく引き継ぎできていない事でした。

設計士と打合せした意味ないじゃん。

 

地鎮祭は、ちゃんとやる事にしました。

いい記念になったと思います。

 

 

地盤改良と基礎工事

 

 

地盤調査を行った結果、地盤改良が必要でした。

地盤改良の費用は、全て住宅メーカー持ちということで

私達には何の連絡もなく気づいたら地盤改良が終わっていました。

地縄が張られたのを見たかったです。

(ここで地縄が張られたのを寸法測定していれば良かったのですが・・・)

地盤改良の工法も勝手に決められていたようです。

なんだかなー、この住宅メーカー。

 

逐一連絡して欲しい旨を伝えて、基礎工事は平日も出来るだけチェックに行くようにしました。

といっても、私達は素人なので細かいところはわかりませんが。

明らかに間違っていた個所があったので指摘したら、

次の日菓子折を持ってきました。

こんなんで済まされてもなー・・・しかも、美味しくない()

 

 

上棟

 

 

住宅メーカーに聞くと、上棟式をちゃんとすると15万円くらいかかるらしいので

上棟式はしないことにしました。

ちゃんと給料を貰っているはずなので!

個人的に、現場監督や棟梁に渡そうということになったのですが・・・

上棟以降、現場監督が全然現場に現れないようです。

今思うと、月に1回くらいしか現場に行ってないんじゃないかと思うくらいです。

だから、現場監督の仕事が全然出来てないと思います!

よって、大工もさぼりたい放題。になりますよね~普通。監視する人が居ないとね~。

本当、現場監督はハズレを引いちゃいました。

こればっかりは選べないので仕方ないですが、

現場監督はどのくらいの頻度で現場に来るのか聞いておく、直接連絡を取れるようにしてもらうとかした方が良かったです。

 

しかも家の位置がずれていました。

最後に変更した寸法が反映されておらず、10cmほどずれています。

やってくれるよね~!この会社。

 最後の家の位置の情報は、地盤改良の業者に渡していたらしいですが、

本当に変更されているかのチェックをしていなかったらしいです。

そこ、かなり大事な所なのに、

ちゃんとチェックしていないとか社会人としてあり得ないです!!!

 

この頃、かなりきつく担当営業に言ったのですが、全然意味なし。

「住宅メーカーを10社以上回ってこの会社が気に入って決めたのだから、後悔させないで欲しい」と伝えたのですが・・・全くこの気持ちが伝わっていない。。。

発注ミスを大量にしてるし、現場監督が勝手にドアの位置変更して、スイッチの位置ずらすし。

この会社、ダメな会社だと悟りました。。。

 

 

建物完成と施主検査

 

 

職場で「今週末、施主検査があるんですよ~♪」て話をしてたら

「それは大変だよ!そこで指摘しなかった項目は、全てOK出したことになるから重要。

 クロスに膨れがないか、動くもの全てを何度も動かして重さや音を確認するんだよ。」

などいろいろ聞きました。

それほど重要な物と思っていなかったので急に焦る私。

すると、なんと職場に2級建築士の免許を持った方が居たのです!

しかも、以前は住宅メーカーに勤めていたとか。

すぐにお願いして、施主検査の直前に見てもらう事にしました。

 

主にチェックした内容

 ポストが正確な位置に付いているか

 コーキングがきれいか

 外壁にネジを立てているときは、ネジに色が塗ってあるか

 図面と寸法が合っているか

 傷、汚れがないか

 パテはきれいにしてあるか

 クロスの剥がれ、コーキング不良がないか

 クロスが変色しているかしょがないか、端の処理が綺麗か

 観音開きの個所は、同じ高さになっているか

 引き戸を閉めた時、隙間がまっすぐになっているか

 引き戸、サッシの重さ、音、閉まり具合は良好か

 襖の敷居の隠し釘は、適切な位置になっているか

 天井の点検口は適切な位置に付いているか

 床下点検口はあるか

 床下はきれいに掃除してあるか

 床下は、虫が入らないように隙間がないか

 ネジがない場所はないか

 サッシ木枠の上下は、シールが貼ってあるか

 ドア木枠の上は、シールが貼ってあるか

 収納の中もきれいに施工してあるか

 スイッチやコンセントは、図面通りの位置になっているか

 屋根裏は、断熱材が隙間なく敷き詰められているか

 柱が割れているなどの気になる個所はないか

 ベランダの内側の外壁に水切りが付いているか

 その他、施主が気になる事全て

 

 

全てチェックして、終わったのが3時間半後でした。

すごすぎる。。

めちゃくちゃ心強かったです。

住宅メーカーに勤めていた時代は、施主検査前に事前にチェックして直していたから

施主検査ではほとんど指摘がなかったそうです。

その方からしたら、うちの家はひどい状況に映ったようで・・・

「キッチリ仕事して、ちゃんとした物を施主様に渡すんだというプライドが全く感じられない」というのが、その方の感想です。

私達も、そういう目で見るといろいろな個所が気になってしまいます。

いや、いいことなんですよ。

プロの目で見て指摘してもらえれば、私達も住宅メーカーに強く言えますから。

でも、見えている箇所での指摘なので、

見えていない個所(壁の中や1階の天井裏、屋根の施工)はどうなっているのかわかりません。

盛りだくさんの指摘事項で、手直しで1カ月の期間を与えました。

手直しが終わる時期を教えてくれって言っても、一向に連絡ありませんから。。。

なんなんだ、この会社。

そして、一か月経った今も全ては終わっていません。

なぜならば、全てメモしていないからコチラが「ここまだ直ってないよ!」って

言ってから動く感じだからです。

はぁ~。

悪気はないのかもしれませんが、仕事に対する姿勢が適当ですよね。

『やるべき仕事をやる』というより、『出来る範囲の仕事しかしませんよ』という風に感じました。

会社にもそういう人居ますよね。

こっちとしては一生に一度の買い物ですから、出来る範囲が狭いのであれば引き渡し時期を数カ月延長してでも対応して欲しいんです。

会社からしたら、何十軒建ててる内の一軒なのでそういう私達の気持は理解して頂けないようです。

この家に何十年も住むのかと思うと不安しかないです。

 

建物の表示登記・保存登記も自分で行いました。

土地の移転登記よりはかなりハードルが上がりましたが、

時間と労力さえ惜しまなければ誰でも出来ます!

一番のハードルは、図面の作成です!

 私は、パワーポイントで作りました。

 建物の登記のやり方は、こちらの記事です。

 

引き渡し

 

 

銀行の融資実行の日がやってまいりました。

同時に、家の引き渡しの日です。

住宅ローンを組む銀行は、「金利、融資事務手数料、保証料、繰上げ返済手数料」を考慮して

ソニー銀行に決定しました。

こういう、一覧表にして計算する作業、私好きなんですよね。

全て、書類と電話でのやり取りということでかなり不安がありましたが、

銀行の担当者の的確な指示と迅速な対応なおかげで、終わってみると楽しい作業でした。

 

残っている手直し・工事は、

・ベランダ内側の水切り追加

・2階柱に檜をかぶせる

・カーポート取付

ちゃんと忘れることなく施工してもらうようにしなければなりません。