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SFC(スーパーフライヤーズカード)って本当に必要なのか?

ANAのスーパーフライヤーズカード(略してSFC)を保有することで、上級会員になることが出来ます。

ポイントサイトを利用(経由?)して

ANAのマイルがたくさん貯まったので、上級会員になろうと思うのですが

そのメリット・デメリットについて考えてみました。

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スーパーフライヤーズカード(略してSFC)の特典

スーパーフライヤーズ会員の特典|プレミアムメンバーサービス|ANAマイレージクラブ

 

ANAのサイトにはいろいろ載っています。

主に重要そうなものを挙げてみます。

(個人的に、上から順に重要度が高いものから記載します)

 

国際線特典航空券の優先

ANAの一般会員(=マイレージクラブ会員)は、国際線の特典航空券を予約する際、

2名までとなりますが、SFC会員は4名まで予約可能となります。

 

家族で旅行する場合は、大抵が3名以上だと思いますので

これは大きなメリットだと考えます。

また、ANAの国際線特典航空券はかなり取りづらいので、

たとえ2人で予約するとしてもSFC会員になって少しでも特典枠を広げておくのは

旅行の予定をたてるので有効だと思います。

 

ラウンジの利用

 

ANAの一般会員(=マイレージクラブ会員)は、

 国内線ラウンジは、利用1回あたり3,100円

 国際線ラウンジは、利用1回あたり4,000円(事前申込み)or 6,000円(当日申込み)

 また、国内線はプレミアムクラス・国際線はビジネスクラスを利用する際に無料でラウンジは利用できます。

 どちらも、特典航空券を利用した際も無料対象です。

 SFC会員は、エコノミークラスの利用でも無料利用出来ます。

 いづれも、スターアライアンス便の搭乗の際に限ります。

 

では、ラウンジとはどのよう所なのでしょうか?

 国内線ラウンジ

 国内線ラウンジは、羽田・新千歳・仙台・小松・成田・名古屋・伊丹・関西・岡山・広島・松山・福岡・熊本・宮崎・鹿児島・沖縄にあります。

 ラウンジ[国内線]|Service & Info[国内線]|ANA羽田空港

 ソフトドリンクとアルコールはビールのみ。

 食べ物は、ミックスナッツ類。

 

 国際線ラウンジ

 国際線ラウンジは、日本では羽田・成田・関西・名古屋の4箇所にしかありません。

 海外になると、スターアライアンスに加盟している航空会社のラウンジを利用することになるようです。

 https://www.ana.co.jp/int/checkin/lounge/pdf/hnd_analounge_1703.pdf羽田空港

 凝った料理はないですが、かなり種類はありそうです。

 お酒も種類がありそうです。

 シャワールームも完備してあります。

 

 正直、国内線ラウンジはビール以外のメリットがあまりないように感じます。

国際線は、飲食に困らなそうですしシャワールームもあるのでいいですね。

ただ、1年に何回国際線を利用するのやら。。。

また、利用できるのはカード保有者と同行者1名です。

本会員カードと家族カードが1枚ずつあれば、最大4名がラウンジを利用できます。

 

優先チェックインカウンター

 

 連休などは、チェックインや預け手荷物でかなり並びますよね。

 専用チェックインカウンターを利用して、待ち時間なく通り抜け、ストレスフリーです。

 また、国内線はプレミアムクラス・国際線はビジネスクラスを利用する際にも優先チェックインカウンターは利用できます。

 

手荷物受取優先

北海道や沖縄などは、みなさん手荷物を預けるのでかなり待たされると思います。

遠方で尚且つ混雑時は、基本的に30分は待つと思っています。

それが、一番最初に荷物が出てくるのですぐに移動開始することが出来て、時間の節約になります。

 

手荷物許容量のご優待

 

以前、国際線を利用した際手荷物の許容量が少なくてあまり買い物が出来なかった覚えがあります。

買いたい物があるのに、航空機の手荷物許容量のせいで諦めるなんて悲しいものです。

これ↓購入して、ホテルでせっせと荷物の入れ替えをして1個23kg以下にしたのも今となっては良い思い出かもしれません。

 

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これがなかったら、追加料金で何千円も取られていました。

 

 SFC会員は、無料手荷物が

 国内線はプラス20kg、国際線はプラス1個追加されます。

 スターアライアンス加盟航空会社の場合は、プラス20kg or プラス1個のどちらかです。

 

プレミアムエコノミーへのご変更

 

 SFC会員は、国際線でプレミアムエコノミー席のある航空機の場合、

 空席があればエコノミーからプレミアムエコノミーへ無料アップグレードしてもらえます。

 

ご予約時の空席待ちの優先

 

 SFC会員は、一般会員よりは空席待ちの優先が上がります。

 若干空席待ちが有利になるかもしれません。

 

 

 

個人的にSFC会員のメリットは、このような感じだと思います。

では、SFC会員のデメリットはなんでしょうか。

 

SFC会員になるために、お金と時間と労力が掛かる

 

最大のデメリットでありここに尽きると思います。

 お金①

 ANASFC会員になるためには、持っているANAカードをスーパーフライヤーズカードに変更してもらう必要があります。

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 スーパーフライヤーズカードは8種類あり、それぞれ年会費が掛かります。

 一番安いのは、

 「ANAスーパーフライヤーズカード(一般カード)」か

 「ANAスーパーフライヤーズゴールドカード」ですね。

 「ANAスーパーフライヤーズカード(一般カード)」は2つに分かれます。

 

 年会費10,070円(5マイルコース)

 年会費10,070+5,400=15,470円(JCB/10マイルコース)

 

 「ANAスーパーフライヤーズゴールドカード」は、無料で10マイルコースになっています。

 

 何もしなければ上記の年会費ですが、三井住友VISAは割引制度があります。

 割引1 リボ払い(マイ・ペイすリボ)の設定にする。

      一般カード:1,053円割引

      ワイドゴールドカード:3,780円割引

 割引2 明細を郵送ではなくWEBにする。

      ワイドゴールドカード:1,080円割引

 

上記の割引を加味すると・・・

 「ANAスーパーフライヤーズカード(一般カード)」

     JCB 年会費10,070円(5マイルコース)

     JCB 年会費10,070+5,400=15,470円(10マイルコース)

     VISA 年会費10,070-1,053=9,017円(5マイルコース)←1番安い!

     VISA 年会費10,070+6,480-1,053=14,417円(10マイルコース)

 「ANAスーパーフライヤーズゴールドカード」

     JCB 年会費16,200円(10マイルコース)

     VISA 年会費16,200-3,780-1,080=11,340円(10マイルコース)

 

年会費が一番安いスーパーフライヤーズカードは、VISAの一般カードとなりました。

次はJCBの一般カードですが、これらは5マイルコースなので100円の買物で0.5マイルしかなりません。

 100円の買物で1マイルもらえる、VISAスーパーフライヤーズカードは年会費が2,323円アップします。

うーん。

悩みますね。

一番安いSFCカードでも、毎年9,017円かかりますかー。。。

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 お金②

 ANASFC会員になるためには、プレミアムポイントを5万ポイント貯めなければなりません。

 プレミアムポイントとは、飛行機に乗って初めて貯まるポイントです。

 必然的に、SFC会員になるためには飛行機に乗らなければなりません。

 この飛行機に乗りまくる行為を『SFC修行』といいます。

 その費用は、だいたい50万円とも言われています。

 この時点で「はい、ないわー!無理無理!」ってなりますよね。

 では、なぜこのSFC会員になるためにみんな飛行機に乗るのか?

 それは、ポイントサイトを利用してポイントを貯め、それをANAマイルに交換し

 実質ほぼ無料で獲得したマイルを使って飛んでいるからです。

 だいたい32万マイルがあれば『SFC修行』が行えます。

 そこまで貯めるのに、1年くらいは掛かると思われますが、家族で2人で貯めれば2倍の速さで貯まります。

 もちろん現金を使って『SFC修行』する人もいます。

 その場合、エアチャイナのビジネスクラスを利用すると少し安く済むようです。

  私は、ポイントサイトを使って約20万マイル貯めましたので、マイルを使っての『SFC修行』を考えています。

 

 

国際線特典航空券を利用する際、ビジネスクラスを利用したい

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 マイルがたくさん貯まると、マイルを使って特典航空券を利用するとかなりお得に旅行に行くことが出来ます。

日本からドイツまで行くとしたら・・・

 往復エコノミークラスで55,000マイル

 往復ビジネスクラスで95,000マイル

 往復ファーストクラスで165,000マイル

普通に航空券を購入すると、

 往復エコノミークラスで107,000円(Expedia調べ、ANAより安かった)

 往復ビジネスクラスで476,000円(ANA調べ)

 往復ファーストクラスで1,277,000円(ANA調べ)

 

1マイルあたりの価値を計算すると、

 往復エコノミークラス : 1マイル=2円の価値

 往復ビジネスクラス  : 1マイル=5円の価値

 往復ファーストクラス : 1マイル=7.7円の価値

 

利用クラスが上がるにつれて、特典航空券がお得になるのがわかると思います。

これを知ると、貯まったマイルはエコノミークラスとして使うのはもったいない気さえしてきますね。貧乏性でしょうか。。。

現金でファーストクラスに乗ることができなくても、マイルを使ってなら乗ることが出来そうです。

話を戻しますが、マイルの使い方はビジネスクラス以上で使うのが良さそうなので、今後はビジネスクラスを使って利用することになるかもしれません。

ビジネスクラスの利用時は、SFC会員と同等になります。

ラウンジ利用・優先搭乗・手荷物優先受取などが自動的に付いてきます。

「飛行機に乗る時は、毎回特典航空券を使ってビジネスクラス☆」という人は、SFCカードは必要ないかもしれません。

 

特典航空券を利用する際、日程はある程度自由が利く&1人もしくは2人で利用する

 マイルを使って特典航空券を利用する際は、予約が必要です。

国内線は2ヶ月前、国際線は365日前から予約することができます。

ですが最近、SFC会員が増えたせいか予約が取りづらくなってきています。

元々JALよりANAの方が、特典航空券の予約が取りづらいようですが。

特に国際線のハワイ線はかなり難しいようです。

 

一般会員の国際線ビジネスクラスの予約枠は、1便あたり2席です。

SFC会員は1便あたり4席です。

旅行の日程を飛行機の空席に合わせて自由に変更できて、尚且つ1~2人で旅行する場合は一般会員で良いかもしれません。

3名以上で特典航空券でビジネスクラスを予約したい場合は、SFC会員になるしかありません。

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以上、SFC会員のメリット・デメリットについて考えてみました。

あまり、まとまってなかったかもしれませんが。。。

私個人としては、かなり迷いましたが『SFC修行』行うことにしました。

やはり、特典航空券の利用枠が広がるのが魅力と感じたからです。

まだ、どういう結果になるのか、年末までに間に合うのかわかりません。

はっきり言って、不安でいっぱいです。

”修行のご利用は計画的に!”をモットーに、がんばってみます!!